2016年 8月9日(火) 朝。貴重品の入ったポーチを握りしめたまま目覚めた。安宿のベッドは意外にもふかふかで寝心地良く、すっかり熟睡してしまった。窓のない部屋のため時間の感覚がわからない。枕の下に潜り込ませた腕時計を掘り出してみると、もう9時過ぎ…
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